現役ナースの独り言 

病院のエピソードや、健康情報を伝えていきます。

今までで一番いい男だと思ったY先生

こんにちは。

ナースの独り言です。

 

 

病院といえば、医師と看護師の恋愛話なども

色々ありました。

 

独り言は全く医者に興味はなかったので、

医師とはお付き合いしたことはありません。

 

病院内の恋愛話に関してはほぼギャラリーでしたねww
(そもそも偉そうな男が苦手)

 

いい先生(男)だなーって思うと、大抵は既婚者か、彼女あり。

誰かが唾をすでにつけてあるw


人間性も見た目もよかったら、

そりゃみんな放っておかないよね(笑)

(まあ「医者」というだけで、普通にモテるのですから・・・・

ちやほやされて、なんか勘違いしちゃう医師が多かったですけども)

 

 

しかしですよ、

まあ、いるところにはいるんですね、

見た目も中身もイケメンの先生って。

 

今日はそんな話です。

 

 

 

Y先生は、平井堅をもう少しさっぱりした感じのイケメン先生でした。

 

ちょっと寡黙で話しかけづらい。

でも仕事もとっても真面目。

患者さんには普通に優しい。

 

憧れてたナース多し!!!

 

ある日の病棟の飲み会の時に、

ミキティ似(夫・子どもあり)の先輩が、

「Y先生を落とす!!」といい、
一次会で早々に帰ったY先生を追いかけてネオン街に消えていきました。

 

その先輩は
まあとにかく肉食でして(笑)

病棟内外、食い散らかしまくってたうちの一人だったんですけど

刺激の強目な武勇伝もたくさんありましたねww

 

 

飲み会にいた看護師は皆

ミキティの言葉を聞いて
目を合わせて


あー・・・・とうとうあの素敵なY先生を・・・・
くってしまうのか・・・くそーミキティ・・・

まあ所詮、Y先生だって男だしなあああああああああ(涙)

 

と心境複雑でした(笑)

 

 

 

ところがですよ

 

次の日、病棟で勤務が一緒だった私は、

何も聞いてもないのに(笑)ミキティが報告してくれたのです。

 

「断られたの!!!!!
この私がだよ??
男としてもうありえない。
こんなの初めて!!!」

と怒り心頭のミキティ

今まで100%狩りは成功していたのに!!!???

 

なぜ??

なぜなのミキティ!!

 

 

 

Y先生は、当時婚約者がいまして(どうやら元同級生の医師)

ミキティが色気じかけで

「帰りたくなああああい♡」

と誘ったものの、
「無理」

ってさっさと帰ってしまったということです。


次の言葉をかける時間も与えられず、

JRの改札に消えていってしまったそうです。

 

ミキティはしばらくの間ふてくされていましたが、

ナースの中では

Y先生の株がだだ上がりでしたね。

 

いやーほんとこういう先生ってかっこいい!!!!!

 

 

 

彼氏や夫が、女癖が悪くて泣いている世の中の皆さま。

 

いるんですよ。

 

出会ったことがないだけで、

付き合ったことがないだけで

結婚したことないだけで

 

こういう、女が放っておかないのに

下半身はしっかりしている(笑)真面目な男性っているんですよ!!

 

 

ちなみのちなみに

独り言が今まで生きてきた中で、

一番いい男だと思ったのはこの方

 

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若かりし頃の豊川悦司さん♡♡

 

(どーでもいい情報)

 

 

 

 

 

世にもケチすぎる後輩の話

こんにちは。

ナースの独り言です。


私の昔の昔の同僚に、裕福な家庭の娘がおりまして。

まあその彼女が、今まで出会った人の中でピカイチの「ドケチ」だったんですね。

 

おうちは資産家で裕福だったので、お金はあるんですよ。

ベンツかなんか・・・とにかく外車乗ってました。


仕送りが結構あるから、給料は全部貯金だそうです。

 

でもケチなんです。


その尋常ならぬケチぶりは病棟内で密かに有名でして、

「ケチオ」ってあだ名がついてましたw(女の子ですw)

 

ケチオのエピソードは結構あるんですが、

その中でもピカイチのエピソードを3つご紹介しましょう。

 

さーて今日の独り言さんはぁ(サザエさん風に)

 

⑴ケチオ、余った病院食を持って帰る

⑵ケチオ、北海道で試食で済ます

⑶ケチオ、手土産を持って帰る

 

以上の3本です!!

 

 

 

1 ケチオ、余った病院食を持って帰る

 

病院食には、数変更の時間が決まってまして、

患者さんが急に予定外の外泊したり、

帰ってくるのが遅くなると、病院食が余るわけです。

 

その余った病院食をですね・・・ケチオは・・あいつはなんと持って帰るんですよw

独り言は夜勤中、配膳室で白米をラップに包んで丸めているところを

見てしまいまして(ケチオは気づいていない)
あいつは確かに握った白米だけでなく、

おかずも何かの容器に入れて自分のカバンにしまってました。

 

 

師長にも言ったんですけどね、現場押さえてないと注意できないみたいで

やきもきしたのを覚えています。

 

金もってんだから、自分の飯くらい自分で用意しろ!!!!

 

 

2 ケチオ、北海道で試食で済ます

これは後輩に聞いた話です。

ケチオが唯一仲良くしてた(後輩は若干迷惑だったようですがw)

後輩ちゃんと北海道旅行に行ったらしいのです。

 

そしたら、ケチオはカニやらイクラやら、チョコレートやら

お土産やさんの試食コーナーを端から端まで制覇してきたそう。

 

ホテルに帰って、さて美味しいものでも食べましょうよ、と後輩。

ところが、ケチオはそんなにお腹空いてないと断ったらしいのです。

 

ええええええ北海道に来たのに???
美味しいもの食べに行かないの???

と後輩ちゃんは絶望しました。

 

するとお腹空いているならこれ一緒に食べようよ、

とケチオは丸めたティッシュを取り出したんです。

 

ティッシュの中にはなんと、試食コーナーでいつの間にかゲットしていた

食品たちがwwwwww

 

後輩ちゃんは絶句したものの

気を取り直して丁重に断り、

一人でラーメン食べに行ったそうです笑

 

2度とあいつと旅行には行かねーーって

後日飲み屋で言ってましたwwww

 

オメーが後輩旅行に誘ったんだから、夕飯くらいおごれや!!!!!

 

 

 

3 ケチオ、手土産を持って帰る

 

これは先輩に聞いた話。

ある日ケチオが先輩の家に泊まりに行ったそうです。

 

先輩が優しいのをいいことに、晩ご飯も、家で飲む酒もつまみも全部

コンビニで先輩に全部金を出させたケチオ。

先輩の家に着くと、「先輩と一緒に食べようと思って持ってきました」

と、東京名物ひよこの菓子折りを出してきたそう。

「お、一応は常識あるじゃん??」と心の中で先輩は喜んだそうです。

そして、先輩の買った酒とつまみを全部平らげて、

ぐーぐー寝て、翌日。

 

帰るために玄関で靴を履いていたケチオ。

突然「あ!!忘れ物!!」と部屋に戻ったそうです。

再度、玄関に戻ってきたケチオの手には

 

な、

な、

なんと・・・・・

 

 

ひよこの箱・・・・・ww

 

そう、あいつはひよこ全員連れて帰ったそうです。

 

手土産じゃねーのかよ!!

 

さて、20年以上経った今、

ケチオが今、どこで何をしているのかわかりません。

 

しかしケチオはケチのケチを尽くして20年でしょうよ。

 

一体今、おいくら万円くらい貯金があるのか、

独り言は気にならないと行ったら嘘になりますwwww

 

あなたの身近な人が

もしや、あの独り言さんの書いていたケチオさん??

って思ったら連絡くださいw(嘘)

 

 

 

 

 

海外での●●の闇

こんにちは。

ナースの独り言です。

 



先日、このニュースを見て思い出したことがある。

www.yomiuri.co.jp

 

今から書くことは、かなり昔の話なので、記憶が曖昧なところもあるが、

あくまでも独り言の記憶の範囲で・・・ということ前提で読んでいただければと思う。

 

 

 

20年くらい前、Bさんが緊急入院してきた。

『腎移植後の拒絶反応』

ここまでは、まああること。

 

ただ、Bさんが普通と違ったのは、

「某国で移植してきた」

ということであった。

 

当時はまだ話すことができたBさん。

少しづつ話を聞いた内容によると

 

300万円支払って、そういう専門の(といっても表には出てない業者らしい)
斡旋を受けて、某国で死体腎の移植を受けたとのことであった。


移植後、日本で移植を受けた場合と比べ、あり得ない短い日数で退院させられ、もちろんフォローもなく、悪くなるまで放っておく形になってしまったとのこと。


※腎臓は2つあるため、一つとっても命にすぐ影響があるわけではない。
よって生体移植と死体移植があり、生体移植は主に親族間で行われる。
腎臓は割と亡くなった後でも、すぐ処置すれば、臓器の状態が良いまま他人に移植することが可能であり、若くして亡くなった見知らぬ方から移植を受けることも珍しくない。(これらはあくまでも20年前の知識です←最近はどんな感じなのかしら)


そのBさんの移植のエピソードも驚いたが、

もっと驚いたのは、傷口を見た時だった。

子どもが縫ったか?というくらいに縫い方が雑で汚いのだ。

それとも日本の縫い方が美しくて繊細すぎるならなのか??

とにかく、私はド下手な外科医でも、こんな素人臭がする縫い目を見たことがなかった。。。

 

結局、Bさんは拒絶反応で腎機能が低下。
透析再導入となった。

 

こんなはずじゃなかった・・・

と寂しそうにつぶやいていたのを今も忘れられない。

 

そして残念なことに、不衛生な手術だったのか、臓器がダメだったのか・・・・
敗血症になり、しばらくしてお亡くなりになった。

 

 

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こういう仕事をしていると、普段は知ることのできない、人の人生を知ることができる。


透析室や腎臓科で働いていたこともあるので、

生体間であろうが、死体腎であろうが、
移植を受ける方のドラマは側で感じていましたし、何がいいとか悪いとかいう権利は私にはない。
(記事に書いてあるような、生きている人の臓器を売るのはもってのほかですが)

でも、Bさんのエピソードをここで書くことで、何か意味があるのかもしれない気がする、、、。

 

ということでシェアしてみました。

 

 

 

 

あの病気になったらどうするの??

こんにちは。

ナースの独り言です。

 

 

昔一緒に働いていた人に、

とても心配性な方がおりました。

 

 

その方に聞かれたことがあるんです。

 

『独り言さんは、癌になったらどうするんですか??』

 

と。

 

 

私、そんなこと考えたことあまりなかったので、

 

『その時になったら考える』

 

って答えたんですね。

 

 

そしたら、とても不安を感じたようで(笑)

 

 

『早期発見するために、ちゃんと全身の健診した方がいいですよ!!』

 

と猛烈にアドバイスいただきました。

 

聞いてみると、

(いや、聞かなくても喋り出した🤣)

 

 

年二回、体中の悪いところがないかを調べているのだそうです。

 

そうすると安心なんだそうです。

 

 

 

 

うん・・・それはそれでいいと思う。

 

 

きっと性格と考え方の違いなんでしょうね。

 

ただ、私はその話聞いて、

 

病気が見つかるまで、毎年お金と時間をかけてそれをやり、

そして、毎回毎回結果が出るまで不安になるのか、、、

 

と、うんざりしている自分を想像してしまいました(笑)

 

 

同じお金使うなら、楽しいことに使いたいな♡

 

 

で、なんかちょっとでも見つかったら、それが治るまでずーーーーっと不安なんですよ。

 

そんなのイヤダァ、、、。

 

 

そもそも自分が癌にかかるかも、、、という思考が、癌になることを引き寄せる気もしますし、

 

『癌になったらどうしよう』

 

という考えに囚われて、毎日楽しく過ごすことができないのであれば、私的には本末転倒なんです。

 

『死』や『病』がいけないものでも、不幸なことでもないと思いますしね。

 

 

今や癌の治療なんて、たっくさんありますからね。

お金がかからない方法だってある。

 

病院で勧められる標準治療と言われるものは、ほんのごく一部。
(日本の標準治療は、他国ではもうやっていないという話もあります)

 

選択肢もたくさんあるんですよ。


私はあらゆる治療方法があると思うので、ガンはそんなに怖いものではないです。

 

 

もし、そうなったらそうなったで、

 

『仕方ない』

 

と受け入れて、その時にどの方法を選択して、どう生きていくかを考えていくことがしたいなぁ。

 

と思います。

 

 

あ、もちろん、不安になってもいいんですよ^ ^

 

「健診で安心できて、より普段の自分の人生が生き生きする」

のであれば、やった方が良いですもの。

 

・健診で不安を払拭したい、

・いやいや、そもそもそういうことを考えたくない

 

これらは自分で好きな方を選択できるんです^ ^

 

私は断然、後者だなぁというお話でした^ ^

 

 

 

こちらのブログもぜひ合わせて読んでみてください。

 

 

ns-monologue.com

 

 

バリウムではなくカメラを薦める訳

こんにちは。

ナースの独り言です。

 

 

健診の時期なのか、

SNSでやたら

『胃のバリウム検査してきました』

って投稿を目にします。

 

理由を聞くと、

 

胃カメラより辛くないから

 

でも、独り言的に言うと、

 

バリウム検査ってやるメリットがあまりないです。

 

しいてメリットを言うならば、費用が安いのと、オエって言う嘔吐反射がでないくらい。

 

 

独り言も昔、胃カメラが怖くてバリウムをやったことありますので、バリウム検査を選びたい気持ちはよくわかります。

 

ゲップを我慢するのは辛かったけど、

検査の時は宇宙飛行士の訓練みたいでちょっと面白かった。

下剤飲んでもなかなかでなくて焦ったけども、それ以外は、まぁこんなものなのかなって感じでしたしね。

 

 

ここ数年、仕事で胃カメラ内視鏡の検査につくようになり、もし検査を受けるならば、バリウム検査より、絶対胃カメラの方がいい!!とある2つの視点から確信しました。

 

それについてお話しますね。

 

 

理由その1

 

バリウム検査は、重晶石といわれる硫酸バリウムを飲んで、レントゲンで撮影するもの。

レントゲンの写真で胃の形をみて病気を見つける、というものです。

いわゆる影絵で病変を見つけるわけなので、本当にごく初期の表面の病変はわかりません。

ある程度凸凹がないと、判別できないんです。

 

 

理由その2

 

なんと、バリウム検査で引っかかると、もれなく胃カメラがついてきます。

胃カメラバリウムで指摘された部分を、見ましょうってことなんです。

胃カメラをやらない限り、本当に病変があるのか、どの程度なのかなどわかりません。

結局、胃カメラやらないと最終診断ができないなら、もう初めから胃カメラやった方がいいんじゃない??といつもバリウム検査の2次検査で胃カメラをやる患者を見てて思います。

 

 

理由その3

 

バリウムは速やかに体外から出さなくてはなりません。そのために下剤を飲まされます。

もし腸内に残ってしまうと、石化して腸閉塞を起こす危険性があります。

ちょっと怖いですよね。

 

 

理由その4

 

バリウム検査はレントゲン検査です。

いろんな角度から撮影するので、撮影は一枚どころでは無いと思います。撮った分、被曝します。

もちろん、人体に影響のない安全な範囲ってことなんでしょうけれど、できれば余分な被曝は避けたく無いですか??

健康を維持するための検査で、健康を害する可能性のものをわざわざ選択するのってどうなのかなって思います。これはバリウム検査に限らずですけども。

 

 

結論として、バリウム検査ってあまりやる意味がないような気がしています。

 

 

みんなはバリウム検査をすることで、検査したから大丈夫的な、会社の項目に入ってるからなんとなく、とか、健康を維持できてるような錯覚になるんでしょうけれど、本当に病変を早期で見つけたいなら胃カメラなんですよ。

 

 

今はカメラもだいぶ細くなりました。

うちの病院では鉛筆くらいの太さです(鼻用で口からもやる)

鎮静剤もあるので(私はあまり自分には使いたくないけど)昔よりも楽にできるんじゃないでしょうか。

 

 

まぁ、これで日本で胃カメラ検査が大量に増えても、

私には何のメリットもないのですが🤣

 

 

検査を決める参考になさってください。

 

 

 

 

 

痛みと苦しみを体験する人とは

こんにちは。

ナースの独り言です。

 

 

これは私の考えなので、もしかしたら読んで下さってるあなたとは、全く違うことかもしれない。

 

でも、あー独り言さんはそうなんだって思ってもらえたら嬉しいです。

 

 

 

私は、死ぬのは怖くないです。

 

もう人生の半分以上ナースやってきてて、

あの世に見送った人もたくさんおります。

 

あの世はある、というか、肉体の期限はあっても、【魂】はある基準を満たしていたら、永遠だと思うんです。

 

なので、死後の世界というものはあると思う。

 

ある基準というのは、自分の魂の思うまま生きているかということ。

 

自分の魂からかけ離れた生き方をした人は、本当の意味で【死ぬ】のだとある方から聞いたことがありますが、その通りだと思ってます。

 

 

自分を押し殺しすぎたり、悪魔と契約して意と反して悪事に手を染めてしまわなければ、永遠に【私の魂】は生き続けると思います。

 

 



 

 

さて、はじめにお伝えした通り、私は死ぬのは怖くないのですが、それまでの痛いのと苦しいのがとても嫌です。

 

非常に嫌です。

 

 

それらはどうしてもセットになりがちなので、どうにかならないかなぁと考えていたところ、ある仮説が浮かびました。

 

 

自分の肉体を脱ぎ捨てて旅立つことが異常に怖い人、受け入れられない人は、もしかしたら

 

『もうこんなのヤダ!こんなのだったらもう早く脱ぎ捨てたい!!』

 

と思わされることが起きるのではないか??と

 

 

旅立つために、

この世のあらゆる未練を捨てられるように、

痛みや苦しみで『もーいい。楽になりたい』と観念させられるのでは??

 

 

もちろんそれが全てではないですし、痛みや苦しみを体験したいって魂もあるとは思いますが、この独り言の仮説も、一理ある気がするのです。

(私が痛みや苦しみを体験したい魂だったらウケるのですが🤣まぁ違う意味では苦しい人生でしたが🤣)

 

 

いつでも帰れる準備OKです!

毎日楽しく悔いのない時間を過ごしてます!!

 

って人は、その時が来たら、スーッてあっちの世界の方が迎えにくるのではないかと思うのです。

 

お迎え仕様も人それぞれのオーダーメイド。

 

私は宇宙船かなぁと思ってますが(笑)

人によっては天使かもしれませんし、

観音様かもしれません。

縁あるご先祖様かもしれません。

 

とりあえず、

 

いつ何が起こってもおかしくないこの世の中、

いつ宇宙船が来ても、はい乗りまーすって言えるように、

毎日毎日を大切に過ごしたいですね^ ^

 

 

 

 

 

人が旅立つ瞬間に感じる奇跡

こんにちは。

ナースの独り言です。

 

 

大学病院に勤めていた19年間で、いったい何人の方の旅立ちの瞬間に立ち合わせていただいたのだろう。

 

突然死でない限り、人は旅立つ前は、大体同じような経過を辿ることが多いです。

 

旅立ちが近づくと意識レベルが低下して、コミュニケーションが取れなくなる方がほとんどです。

 

話しかけても反応がないのですが、最後まで残る感覚があると聞いたことがあります。

 

それは

【聴覚】です。

 

 

私がよく患者さんの家族に言ってたのは、

 

『返事したり、うなづいたり、瞬きしたり、、、自己表現ができないだけで、多分聞こえてると思います』

 

ということです。

 

なので、反応しない患者さんの前で、亡くなった後の葬儀の話をするのもやめて欲しいし、遺産の話で家族で揉めるのも本当はやめて欲しいです(苦笑)

 

私自身も、看護する時は、まるで聞こえてるかのように話かけるよう心がけていました。

 

ただ、これは私が実際に体験したことではないので、本当のところはよくわかりません。

 

良くわかりませんが、確信に近いものは感じています。

 

 

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旅立ちが近づいてくると、心拍数が上昇します(130回/分くらい)そして、いよいよ準備が整うと、心拍数が下がり始めます。

 


こうなるともう数時間になるので、この下がり始めにいち早く気づいて、家族に連絡することが大切だと思って、当時は勤務していました。

 


家族の到着までの時間、事前に話し合って決めた方法(昇圧剤は使うのか、心臓マッサージするのかなど)でひたすら待つのですが、

 


あと○分で奥様が来ますよー

もうすぐ会えますよー

 


などと耳元で励ますんですね。

 


すると、家族が到着して、本人の手をとって、間に合ったあ!!

 


と、みんなで喜んだ瞬間、心停止になったりすることは一度や二度ではありませんでした。

 


絶対聞こえてる。

聞こえてるんだって!!

 

頑張って待っててくれるんだって。

(注:待たない方もいます。でもそれはそれで良いのです)

 


耳の機能がどうなのかはわかりませんが、本人の目の前で話してることが、しっかり届いてると思うんですよね。

 


なので、もし、あなたの大切な家族のお別れが近づいて、コミュニケーションが取れなくなっても、たくさんたくさん話かけて下さい^ ^

 

言いたくても言えなかったこと、伝えてあげて。

 


絶対あなたの言葉は届いてるから^ ^