現役ナースの独り言 

病院のエピソードや、健康情報を伝えていきます。 MDα(mdα)ネット販売しています。

死を目前にする人が後悔すること

こんにちは。
ナースの独り言です。

 

私は大学病院の病棟に16年間勤めてきました。

病棟では、毎日のように誰がか亡くなり、

「死」を間近に感じながら生きている人のお世話をさせていただいていたわけです。

 

特に、特別室勤務では、

個室代が十分に払えるくらいの裕福な方、

社会的地位の高い方ばかりでしたので、

お金でも解決できない、

どうしようもない、自らの「死」に対する色々な思いを

間近で見てきました。

 

看護師はいい意味でも悪い意味でも

かなりその人の人生に入り込みますから、

ふと、本音を漏らされることもあり、

その中でも「自分の人生に対する後悔」を話される方が多かった気がします。

 

その中でも印象に残った内容をシェアしたいと思います。

 

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1.もっと旅行をしておけばよかった

病気になって、定期的に受信するようになると、ましてや入院すると

旅行には気軽には行かれなくなります。

行きたいところがあれば、国内海外限らずに、言っておいた方が良いのです。

 

2.もっと勉強をしておけばよかった

親の希望通りの進路を選んだとか、留学をしたかったけど諦めたとか

勉強したいことがあったけど、

まだまだ時間があると思って後回しにしてきたとか、色々あります。

学びたいことは後回しにせずに学びましょう!!

 

3.もっと時間を大切にしておけばよかった

病気になる前は、明日も明後日も、1ヶ月後も半年後も1年後も

普通に時間があると思ってきたという方が多かったです。

病気になって、残りの時間の期限が思っているよりずっと短いので

絶望的になる人も多いです。

 

4.もっと家族を大事にすればよかった

奥さんやご主人、親、息子、娘、兄弟姉妹、

人が集まって生活している場では

何かしらのしがらみがあるものです。

もし家族の中で、関係が良好でない人がいて、

明日別れなければならないと考えた時に

後悔しそうであれば、今のうちに大切にしてください。

 

5.もっと仕事を休んで自分の好きなことをしておけばよかった

特別室は社会的地位が高い人が多かった分、

自分の人生、家族、時間を犠牲にして、働いてきた人が多かったです。

お金は得られても、使える時間がなければ意味がない。

もしかしたら、そんなに自分の人生に

お金も必要じゃなかったのかもしれない。

そんなことを思う人もいらっしゃいました。

残りの人生が限られていると実感した今、

好きなことを・・と思っても、

体が思うように動かな苦なっている時の絶望感は

おそらく想像を超えると思います。

 

6.好きな人に好きだと伝えておけばよかった

これは学生時代のことを言っていました。

つまらないプライドや、嫌われるかもしれない不安。

そんなことは今から考えると

本当にちっぽけなことだったとお話してくれる人が多かったです。

 

7.もっと人に優しくしておけばよかった

死期が近づいていると感じると、人は懺悔するものなのかもしれません。

自分がこの世からいなくなることで

人々の記憶から忘れ去られる恐怖から、

何か人にいい印象を与えて死にたいという、

承認欲求的なものもある気がしました。

そして意地悪も怒りも恨みつらみも

エネルギーがかなり必要です。

どんなに看護師に怒鳴りまくっていた患者さんも

病気が進行して体力がなくなるにつれて、静かに穏やかになっていきます。

激しい感情を出しているうちは、ある意味「元気」なんですよね。

 

8.あの夢を叶えておけばよかった

「好きなことをすればよかった」と重なる部分があります。

多くの人は、死を目前にして、自分ももれなく死ぬことを知ります。

いつでも叶えられると思っていた、

当時は生活するだけで精一杯だった・・・

などいろんな理由があるのかもしれませんが、

人生のどこかで夢を諦めた人は、必ず後悔するようです。

 

9.もっと自分のことを表現しておけばよかった

これは、相手に伝えておけばよかったという、コミュニケーション的なことから

仕事などで自分を「表現」しておけばよかったなど

いろんな意味があります。

「体」という物質があるからこそ、

私たちは表現ができるわけです。

体があるうちに、体があるからこそできることを

やっていきたいですね。

 

10.ごめんねと言って仲直りしておけばよかった。

これは結構多かったと思います。

その時は、真剣に腹を立てていても、

振り返ってみたら

つまらない意地を張っていたな・・と思うようです。

これは、相手が亡くなってしまっても思うことのようです。

かつてケンカした人がまだ生きているのなら、

「ごめんね」をいうことを考えて見てもいいのではないでしょうか。

 

 

今の体で、今の自分で

生きるのは

この人生だけです。

 

そして、今周りにいる人も、

今だけの限定です。

もし生まれ変わりがあるとしても、

次の新しい人生は、今と同じメンバーとは限りません。

 

だとすると、「今」は本当に尊いんですよね。

 

 

 

 

 

絶対知らない方がいい??看護用語(隠語)

こんにちは。

ナースの独り言です。

 

 

看護師が使う「看護用語」みたいなものが存在します。

一般の会話には出てこないので、

一度聞いただけではわからない方も多いかもしれません。

 

しかし、患者さんが知らない方がいいこともあります。

 

私は一人目を出産した時に、先生一人で回している個人病院で出産したのですが、

子宮口マックスで、あとは先生まち!!ってなった時に、

先生がすぐ来なかったんです。

 

「マジで」

「ふざけんな」

「バカヤロウ」

「死ぬ」

「くそ」

「早くしろ」

「我慢できない」

 

と心の中で思いつく限りの悪い言葉を思いながらも、

あまりの痛さに、うなることしかできなかったんですね。

 

その時に、頭の上あたりで、看護師同士、コソコソ話す声が聞こえてきました。

 

「先生遅いね・・」

「なんかね、○号室のカイザーの包交終わったら来るみたい・・」

 

「はああああああ??

○号室のカイザーの包交終わったら来るみたい・・・??」

 

看護師の私は、意味がわかってしまいましたw

 

カイザーとは「帝王切開

包交とは「術後の傷などの消毒、ガーゼ交換」などをいいます。

包帯交換の略なのかな?

 

要は、「先生は帝王切開後の傷の消毒などが終わったら来る」ってことを看護師たちは言っていたんです。

 

私は頭の中が沸騰するようでした。

 

「包交なんてあとでいいだろ!!優先すべきはこっちだろ!!早くしろよおおおおお、ゴルアアあああああ!」←陣痛が痛すぎて一切言えなかったけどw

 

この時ほど、人に殺意を抱いたことはありません(笑)

 

 

きっと患者さんは、看護師が何を言っているのかを、

はっきり知らないことがいいこともあるのかもしれません。

 

しかしながら・・

しかしながらのあえてです。

 

ここでは、ネタバレ的な、しかし役に立ちそうにない

別に知らなくて良いもの、いや知らない方がいいもの

を選んでお届けしたいと思います。

 

なんだよ!看護師はみんな白衣の天使じゃないんだな!!

夢をかえせ!!

知らなきゃよかった!!的なクレームには

応じられませんので悪しからず・・・

 

(看護師もしょせんただの人間なんですよ)

 

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プシコ、プシ、Pちゃん、P

 

psychiatry(英語)psychologie(ドイツ語)からきています。

「精神科」という意味ですが、

言いがかり的なクレーム連発する人、異常に手がかかる人、

こちらの言うことが通じない人

対応にものすごい気をつけなければならない人など、

かなりネガティブな意味で使われます。もちろん本人にはいいません。

対応注意の人のカルテの隅に「P」と描かれていた病院もありました。

それをみて、看護師も医師も会計係も薬剤師も「ああ・・・」と察するわけです。

 

例:あの部屋の人「P」だから気をつけて

 

 

生保(せいほ、なまぽ)

 

生活保護」の略です。

こちらもネガティブな意味で使われます。

生活保護」に関しては普段は私たちナースは何も思いません。

しかし、該当する方が、必要以上の対応やクレームを言ってくると

「生保なのに(怒)」と言う言葉が出てくることがあるのです。

医療費払ってないんだから、払っている人よりクレームつけるのはおかしいよねということを愚痴っています。もちろん本人にはいいませんけども。

(差別は良くない!!という言葉もあるでしょう。しかし、どこでもこういう言葉を言うナースは出てきていたので、これが現実です。実際、生保の人で、おかしいくらい、口うるさくクレームいう人、必要以上の要求をする患者さんはいます。そういう時にのみ発動します。)

 

 

ステりそう、ステる

 

亡くなることを指しています。

sterben(ドイツ語)からきています。

 

例:今日、○さんステりそうだな・・

 

 

アポる、アポった

 

脳卒中脳出血脳梗塞)などを指しています。

apoplexie(ドイツ語)、apoplexy(英語)からきています。

 

 

ついてる

 

勤務時間に担当していた患者さんがなくなることを指します。

当たるのが多い人というのは、病棟で必ず一人はいて、

そういうスタッフはお祓いを勧められたりしていたので、

「憑いてる」からきているのかもしれません。

 

例:最近あなたついてるよね

 

 

 

 

いかがでしょうか?

 

ほんの一部ですけど、書いてみました。

 

医療界の隠語的なものはもっとたくさんあります。

(テレビの業界用語と同じですね)

 

これらはあくまでも現場でのみ、さらっとこそっと使われるものですので

耳にすることはないかもしれません。

 

 

 

 

 

 

夜勤の時に一番背筋が凍った話

こんにちは。

ナースの独り言です。

 

 

今日は夜勤について書いてみたいと思います。


きっと入院したことがない方は、未知の世界の話だと思います。

 

お化け系、虫系の話が入ってるので、
苦手な方は、回れ右をして去っていってくださいね!!

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夜勤には3交替と2交替があって、

 

3交替は

日勤(8:00-16:30)、準夜勤(16:00-0:30)、深夜勤(0:00-8:30)

と3人人が変わります。

 

2交替は

日勤(8:00-16:30)と夜勤(16:00-8:30)

と2人人が変わります。

 

夜勤が長い分、1ヶ月の休みが多いので

3交替より時間を有効に使えます。

 

私が勤めていたところは2交替でした。

夜勤は1ヶ月で3回−4回(多くて5回)

夜勤明けの翌日は基本休みです。

 

夜勤中は消灯後に30分の食事、1時間半程度の仮眠、起床前に30分の食事の時間をもらえますが、患者さんの急変に当たってしまうと、その時間は休憩なしで働くことになります。

 

夜勤明けは家に帰ってから、夜まで寝てしまうのですが、

夜勤明けは食欲が異常になってしまい、

ジャンキーフードを買ってよく帰ってましたね。

 

夜勤は若いからできたことです。

 

もし「今やれ」と言われても、しんどすぎてできないと思います。

 

 

さてさてそんな夜勤のエピソード・・・


消灯後、2時間から3時間おきの巡視があります。
患者さんがすやすや寝ているかを一人一人見てまわります。

(言い方を変えると生存確認です)

 

体位交換やおむつ交換なども時間を決めて行われます。

 

おばけ(言い方よ・・🤣)に遭遇するのもほぼ夜勤です。

 

あれ??○号室の●さんがトイレに入ってった・・・

と思ったら、●さんはベッドで寝てた・・・とか。

じゃあさっきトイレにいたのは何??ってこともたまにありました(笑)

 

誰もいない部屋からナースコールが鳴ることもありました(笑)

 

私はそういうことがあっても、

そんなに怖いって思ったことはないのです。

 

(怖がってたら仕事できないからね🥺)

 

 

しかしですよ、

聞いてください奥さん!!

 

それよりも・・・

背筋が凍るような

お化けより怖いものがあったんですよ!!!

 

 

いいですか??

もうあなたは怖くて入院できないかもしれませんよ??

 

いいんですか??

 

いいんですね??

 

 

では、コホン・・・

心して読んでください・・・。

 

↓↓↓

 

いつものように巡視していた時のことです。

 

巡視は懐中電灯をもち、患者さんを起こさないようにそっと行うんですが、

ある時、私は見ちゃったんです・・・・

 

 

サイドテーブルの上の、患者さんの湯呑みの中から

大きい目の「G」がひょっこり出てくるところを・・・・

 

 

おえーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!

 

 

湯呑みは一応、軽く洗ったけど、あのGは一体どこにいったんだろうか・・・

消息はわかっていませんw 

 

そして・・・きっと知らないところで・・・・

いろいろなところで・・・

しかも結構な頻度で

同じことが起きているんだと思うと・・・・・

 

チーーーーーーーーーーン

 

 

湯呑みは蓋付きを絶対にお勧めします。

 

そして、お見舞いや差し入れの食べかけは絶対に放置しないことです・・・・

 

 

古い病院だったら尚更・・・

 

どうぞ参考になさってください。

 

 

 

 

 

患者さんとの心のケア

こんにちは。

ナースの独り言です。

 

 

看護師の仕事には、身体的なケアだけでなく、

患者さんの心のケアも含まれています。

 

患者さんは入院生活を送る中で、

寂しさや不安な気持ちを抱えることがあります。

 

そんな時、看護師は患者さんの気持ちを受け止め、

話を聴くことで、心の支えとなっていくのです。

 

コミュニケーションは、

看護師と患者さんが心を通わせる大切な手段の一つです。

 

患者さんが話しやすい環境を作るために、

看護師は、患者さんの話・・・というより、

患者さん自身に興味を持ち、積極的に関わろうとします。

 

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難しいところは、相手が唯一無二の人間であるため、同じ言葉かけでも、「受け取り方」が異なること。

 

人によって、心地よく感じる距離感が違うこと。

 

触れられたら嫌な話の内容が人それぞれ違うこと(地雷ってやつですね)。

 

嘘をついてほしくない人と、なるべく悪い情報は聞きたくない人。

 

いろんな人がいるので、

まずはその人を「観察」します。

 

その人がどういう対応をしたら心を開いてくれるのか

心地よく過ごしてもらえるのか

そもそも話をしたいのか、したくないのか

励まして欲しいのか、ほしくないのか

 

これを誤ると、大変なことになります。

 

私も何度も「うるさい」「放っておけ」叱られましたし、

嫌われたと思います(笑)

 

基本、患者さんのことを知ろう!!という

患者さん目線の、患者さんの立場になって・・・

というような真摯な気持ちで向き合えば、

対応を間違えることは少なくなるものです。

 

そして、適切なタイミングで話を切り上げ、

今、どこまで干渉するのかを的確に判断することも必要です。

 

急がば回れ・・・焦ってもいいことはないです。

引き際を大切にすることが、逆に信頼関係を築き上げます。

 

そして、次に大切なこと。

 

それは

コミュニケーションは、

言葉のやり取りだけではないということです。

 

言語的なコミュニケーションが難しい場合は、

その場に黙っていること、患者さんと一緒の空間にいること

背中をさすったり、手を握ったり、目線を合わせたり

全受容の態度で、笑顔で接すること・・・

そんなこともコミュニケーションの一つなのです。

 

患者さんの身体的なケアを通して

毎日毎日繰り返しながら、

信頼関係を築いていくと

ある時、患者さんの方から、とても大切な話をしてくれる場合があります。

 

その時はどんな内容であっても

どーんと受け止める器が必須です。

 

「話す」ことは「放す」「離す」ともいえます。

 

誰にも言えなかった不安や苦しみを看護師に話すことで、

心の支えが取れたり、不安が軽くなったり、闘病意欲が湧いたりするのものなのです。

 

看護師は医師のように疾患を治すことはできませんが、

これは医師にはできない看護師の役割の一つだと思います。

 

 

ただ、以上のことは、正直言って心理的な負担もあります。

 

看護師自身も心理的なケアを必要とすることがよくあります。

 

患者さんとの触れ合いや、予期せぬトラブルに直面した場合には、

ストレスを感じることもたくさんあります。

 

そのため、看護師たちは、同僚と情報交換をすることで、

気持ちを共有し、支え合っているんですよ(単なる愚痴になることもある)

 

ただ、患者さんが笑顔で退院するために、

そして家族が安心できるように

そして残りの人生の時間が少ない人には、悔いなく過ごしてもらえるように

看護師たちは常に心を込めたケアを提供しています。

 

そして、それには何より

看護師自身も、心身ともに健康であることが、

質の高い医療サービスを提供するために欠かせないことなんです。

 

お互い人間ですからね・・・。

 

苦しみや痛みに直面すると、人間って本性が出ます。

 

人に対しての思いやりや優しさは、

自分が満たされていないと発揮できません。

なので仕方ないことなのかもしれません。

 

ただ、看護師が、患者さんの一方的にぶつけられる

サンドバックになる場合もあるんです。

 

毎年、心を病んで、離職する看護師がいることも事実です。

 

看護師も患者さんも、

できるだけお互い思いやりを持って行けたら良いなと思うのです。

 



 

 

ひとりで5人分くらい働いている看護師

こんにちは。
ナースの独り言です。

今日は、病院の看護師の実態について書いてみようと思います。

私は10年以上前に大学病院を辞めているので、
情報としては古いかも(笑)

独り言的には真実です!!ということで、
読んでいただければと思います。

 

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病院の人員不足によって、
我ら看護師たちは日々大変な負担を強いられています。

今回は日勤の内容を伝えていきますね。

まず、看護師1人に対して日勤で担当する患者さんは
7~8人です。

一応、重症で手がかかる人は
一人の負担にならないように分けられます。

個室の時は4−5人でした。
(それでも個室は一人一人の要求が細かいので、人数少なくても結構大変)

正直、この人数を受け持つことは、
心身ともに疲れを感じさせます。



日勤看護師の一日の業務はとても多いのです。


まず、情報収集をするために、始業の30−60分前に出勤するのは当たり前です。

もちろんこの時間は時間外もつきません。

そして、夜勤からの申し送りが始まるとノンストップで業務が進みます。

朝礼

点滴作成

朝の挨拶回り

シーツ交換(週に1回)

午前中の検温

検査出し

オペ出し

入浴介助

昼食配膳

食事介助

内服介助

午後の検温

オペ迎え

入院受け入れ

入院患者の病棟案内

アナムネーゼ聴取

看護計画に則った看護(リハビリとか)

看護プラン立案

看護記録・・・・などがあります。

その中で、時間外での情報収集や文書作成、

学会研究や新人指導、学生指導、病棟会、勉強会など、

見えない部分での作業もあります。



しかし、私たち看護師は、
患者さんを笑顔で見送るために、
日々全力を尽くしています。



ですから、患者さん自身にも、自己管理能力の向上や、

予防医療の重要性について理解してもらうことが大切です。



そして、看護師たちは、自己啓発にも努め、

ストレスマネジメントや自己管理能力の向上に取り組みながら、

質の高い医療サービスを提供するためのスキルアップに努めています。



看護師さんは基本的には

「人のためになりたい」という人が多いんですよ。とっても。



あとは勉強熱心な人が多いです。

自腹で休みを潰して研修に行ったり、

資格取ったりする人もいます。



しかしその反面、

過重労働による体調不良やストレスなどの問題で
休職や退職に追い込まれている看護師さんたちもたくさんいます。

医療従事者たちが安心して働ける環境が整うように、

社会全体での取り組みが必要なんですけど、

コロナ禍でどんどん重要な人材が

現場を離れているような気もしています。


看護師たちが働きやすい環境が整うことで、

患者さんにとっても、

より安心して治療を受けられる医療現場が実現するんですよね。



これはもう全体で考えて取り組んでいかないといけないのかもしれません。

 

 

病気が治りたくない人って存在します

こんにちは。

ナースの独り言です。

 

 

私たちは

「病気にはなりたくない」

「病気になったら治りたい」

ものです。

 

一般的にはそう思われていると思います。

 

 

ところが

 

病気を治したくない人

なおったら困る人

 

はこの世の中に存在します。

 

 

口では

「治したい」

というので、

一見「治りたいのかな」と思いきや

実はそういう人たちって、実は「治りたくない」んです。

 

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私の近しい人の話です。

 

やはり長年、病気に悩まされていて、

私に会えば開口一番

「病気を治したい」

「私だけこんな目にあって・・」

と愚痴をいっています。

 

最初の頃は、辛抱強く話を聞いてたり、

なんとかして励まそうと思っていました。

症状がよくなるような提案もたくさんさせてもらいました。

 

ところがですよ、

病気を良くするためのアドバイス

なんだかんだで聞かないんです(笑)

 

「難しい」

とか

「忙しい」

とか

「金がかかる」←金はある
とか

「時間がかかる」←時間もある

とか

 

「治したくないの?」

と聞くと

「まさか!!治したいよ!!もうこんな生活うんざりだよ!!」

とは言います。

 

でも言っていることとやっていることが

全く矛盾しているのです。

 

そこで私は、アドバイスはやめ、

しばし観察させていただきました。

 

 

これから書くことは、

あくまでも独り言の仮定です。

なので、「そう言うこともあるかもしれない??」程度に

お読みください。

(でもいいセンついているとは思います)

 

 

観察をしてわかったこと・・・

彼女が病気を治したくない理由・・・。

 

それは

 

まず

親に対して色々恨みを持っており

復讐したいと思っているから

 

親がかなりの過干渉で、

彼女はそれが当たり前と思いつつも、

無意識のうちに、かなり我慢を強いられてきた人生でした。

学校進学も、お見合いも、全て親の言いつけ通りにしてきたそうです。

彼女が自分の人生の中で選択したことって、そんなになかったかもしれません。

しかし、親の言うとおりにしたら問題ないと言われてきたのに、

結婚生活は思っているようにはいかなかったようです。

「あんた(親)のせいで私は幸せになれなかった」

と言うことを親に知らしめるために、

彼女は病気であることを潜在意識で望んでいるのかもしれません。

実際、親御さんたちは、彼女の看病に日々明け暮れています。

 

 

次に

私って可哀想劇場のヒロインでいられるから

 

「私って可哀想劇場のヒロイン」でいると

心配してもらえるし、

構ってもらえるし

注目されるし、

ねぎってもらえます。

 

彼女はそれを「親御さん」と「夫」に

求めているような気がしました。

 

自分がヒロインでいる限り、その地位は安泰なんですよね。

 

もちろん彼女は自覚ないと思います。

でも彼女の潜在意識はそうなんだと思います。

 

じゃなければ、とっくにその病気は治っていると思いますから・・・。

 

 

病気がなかなか治らない理由を考えてみると

面白いかもしれません。

 

本当に自分の本心がわかったら、

病気も治るかもしれないですしね^ ^

 

潜在意識が起こすことなので、

なかなか掴むのが難しいのかもしれませんが・・・。

 

 

 

愛すべきおハゲちゃんたち

こんにちは。

ナースの独り言です。

 

 

私はハゲている人、嫌いじゃありません。

若ハゲの方と長年付き合っていたことがあり、

彼の、生え際の最後の最後の1本の髪の毛まで一緒に見送りましたし、

その後、彼がスキンヘッドにしても、変わらず愛しておりました。

 

そんな「ハゲ好き」な私が書くことなので、

どうかお許しをいただければと思います。

 

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さて、病棟にいると、髪の毛にまつわるエピソードが満載です。

それだけ髪の毛の問題って患者さんにとって深刻なんだと思います。

しかし、対応する看護師も同様に、真剣だし深刻なのです。

 

 

まずですね・・・

お風呂に入れない人を、シャンプー台で洗髪するのですが、

左右の髪の毛の長さが全く異なる方が時々おります。

長い方を反対側に持っていって、頭頂をカバーしているんですね。

 

まず、左右の長さが異なる髪は洗いづらい・・・。

 

そして大切なお髪ですから、

1本たりとも抜けないように、

シャンプーやドライにはとても気を使いました。

 

看護師もぐったりです。

 

(ちなみにツルツルの無毛部分も、シャンプーつけて優しく一緒に洗うんですよ)

 

そして洗った後、ドライヤーで乾かしたりするのですが、

うまくスタイリングできないので、とても困るのです。

「どうしますか?」なんてなかなか聞くこともできないですしね。

長い方おさげにしますか?なんて言ったら怒られるだろうし←コラ

 

今でもあの対応でよかったのか疑問です(笑)

 

 

黒のふわふわしたベレー帽を被っているから、

帽子を取るように伝えたら、会話が全く成り立たなくて、

よくよく確認したらベレー帽だと思ったのは

髪が増えるように頭皮に乗っける粉のハゲ隠しだったり。。。

 

そんなにいっぱい乗せなさんな・・・・。

 

 

一番印象に残っている患者さんは、Iさん。

 

ちょっと大掛かりの検査で入院してきたのですが、

検査の時にカツラを取るのを断固拒否。

基本、メガネもカツラも全部外してもらうのですが、

特別に許可が降りました。

 

さて検査が終わって、お迎えに行ったところ、

まだ麻酔で寝ていて、ほぼカツラが外れた状態のIさん。

 

見てはいけないものを見てしまったようなナースたち。

 

そーっと頭に乗せてあげました。

 

次に見に行くと、ビシッとカツラがきまっていて

すっかり元通りのいつものIさんでした。

 

外れてましたよーん、とは口が裂けても言えませんでしたね(笑)

 

 

そんなこんなで、髪の毛のネタは結構あります。

 

「看護師はみた」ってドラマができそうです笑

 

 

 

 

 

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