こんにちは。
ナースの独り言です。
医療ミスって、どれくらいの頻度で起こると思いますか?
たまにニュースで医療ミスのことは見かけますよね。
ちなみに医療ミスとは、医師や看護師などの医療従事者が、患者さんに対して誤った治療を行ったり、手順を間違えたりすることです。
薬を飲ませ忘れた、食事の前の血糖を測り忘れた・・という割と些細なものから
検査や手術の患者間違え、部位の間違え(左と右を間違えて取ったとか・・)など
心身に影響があるものまで様々です。
病院では、多くの患者さんを診ているため
そして、それはミスを起こす「人間」が行っているため
常に医療ミスが起こるリスクがあリます。
そのために、ほぼ全ての業務には「マニュアル」が存在します。
マニュアル通りに業務を行えば、ミスはほぼ防げると言われています。
医療従事者たちはインシデント(いわばミスの手前で気づいた)とアクシデント(実際ミスを起こしてしまった)が起こるたびに、「何が原因なのか」「どうしたら防げたのか」を分析して報告書を提出しています。
それを安全対策委員会がまとめ、マニュアルを追加変更したり、
医療ミスの分析をしたり、2度と起こさなためにどうしたらいいのかを
常に考え、業務に取り組んでいます。
看護師は、医療ミスを防ぐために、
マニュアルの遵守(じゅんしゅ)や
患者さんに対してダブルチェックやフルネームの確認、
リストバンドのチェックなどを行っています。
また、患者さんとのコミュニケーションを大切にし、
患者さんの状態や医療行為の理解度を確認することも重要です。
しかし、実際に医療ミスが起こることもあります。
確実なミスに至らなかった件も含めたら、
1病棟(病床数40床、看護師40−50人くらいの規模)で
年間150件くらい報告書が出ていました。
もちろん看護師の報告書の数だけです。
(アタクシ、何年も安全対策委員の委員長やってたのです)
報告されていないものもあるはずなので、
実際はもう少し多いと思います。
年間150件、誰かどこかで看護師が「やべえ」とドッキリしたわけです。
この数はあなたの予想より多いですか?少ないですか?
ニュースでやってるのはほんの一握り。
誤解を恐れずに言えば、大事にならない医療ミスって案外多いんですよ。
さて、このような医療ミスを防ぐためには、
医療従事者たちが教育を受けることや、
医療現場での安全管理の徹底が必要です。
また、医療ミスが起こった場合には、速やかに報告し、
患者さんとその家族に対して適切な対応を行うことが大切です。
先ほど、年間の1病棟の報告書の数を上げて、
多いと思うか少ないと思うかを問いましたね。
病院では、意外だと思いますが、
・人間がすることだからミスは起こって当たり前!
・報告書の数は多い方が良い!!
・報告しづらい雰囲気を作ったらダメ!
・どんどん報告するように!!
と言われていました。
ミスを隠したり、
誤魔化したり、
反省をしないのが一番問題だとされていました。
いかに次に生かすか、
そして2度と起こさないためにはどうしたらいいのか・・
そういう視点で、看護部は動いていました。
そしてミスが起こる一番の原因、
それは
「マニュアル」に沿った行動をしていなかったから。
がダントツ1番でした。
そりゃそうです。
マニュアルは、ミスを起こさないために作られたものなのですから。
忙しくて、ついついマニュアルの内容を端折ってしまった・・
そんなときにミスは起きていました。
これから医療行為を受ける人、
案外ミスは起きているものです。
患者さんの体のことでもありますし、
患者さんの協力が必要なところでもありますので、
医療者に任せきりにせずに、
協力して一緒に治療していきましょう!!
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