あけましておめでとうございます。
ナースの独り言です。
いつもつたないブログを読んでくださって
どうもありがとうございます。
私は約20年間大学病院で働いておりました。
大学病院なので、クリニックとは違って、
365日24時間営業です。
毎年年末だろうが、夜勤も日勤も必要で、
お休みをとりたい既婚子持ち主婦の先輩がたは
勤務が決まるまでは、何かとピリピリしていました(笑)
病棟によって、決め方はあるんですが、
主婦でも年末年始ずっと休めるわけではなく、
必ずどこかで勤務に出なくてはならない「暗黙の了解」がありました。
そんな中、独身だった私は、いつも年越しの夜勤(31日から1日にかけて働く)を希望してました。
ひとつめの理由は、年末まで頑張って、年明けに休みたいから。
私の勤めていたところは、2交代勤務でしたので、夜勤が31日16時半から1日の8時半になります。
1日が夜勤明けだと、2日は必ず休みになります。
そのついでに3日まで休ませてもらってました笑
(みんながやりたがらない年越しの夜勤したので、その辺は大目に見てもらえる)
ふたつ目の理由は、患者さんが圧倒的に少ないから。
お正月中は外泊に行く患者さんがたくさんいて、病棟に残るのは、一人暮らしで帰っても一人だとか、家には帰れないほど重症の方だけです。
半分以上の患者さんが病棟からいなくなり、年越しの夜勤はいつもに比べてとても楽でした。
残された患者さんも寂しいのか、検温に行くと、「紅白の1曲だけ付き合って・・・」とベットに並んで腰掛けさせてもらって、みかんをいただいたりしながら一緒に過ごしたりするのも楽しみの一つでした。
救急外来の勤務のときも、年越しはほとんど救急車が来なかったですね。
来るのは本当に重症な人だけでした。
その代わり元旦すぎると、元旦まで様子見たり、我慢していた人たちがやってきてましたので、大混雑ですw
年末年始は特別な手当てが出るのですが(20年前の話ですが、一回の勤務で6000円から7000円。夜勤だと日をまたぐので、その2倍)それもまた、働くモチベーションにもなりましたね。
今も、お正月も関係なく働いている看護師さんたちはたくさんいるでしょう。
お疲れ様です。
救急外来は、31日と元旦は割と空いていますので、
もし一般外来が休みの時に、行かなくてはならない事態になったら、その時期がオススメです。(保証はできませんがw)