こんにちは。
ナースの独り言です。
先日、私の友人が、コロナ陽性になりまして、診てもらった医師に、少しお腹ゆるくて、発熱と胃腸が弱いことを訴えたら、なんと13種類もの薬が処方されたとのことで、とても驚いたことがありました。
・カフコデ(鎮咳・鎮痛・解熱剤)
・ムコダイン(気道粘液調整・粘膜正常化剤)
・ブルフェン(抗炎症・鎮痛・解熱剤)
・ビオスリー(活性生菌製剤 要は整腸剤)
・エクセラーゼ(総合消化酵素製剤)
・ジスロマック(15員環マクロライド系抗生物質製剤)
・ナウゼリン(消化管運動改善剤)
・プロテカジン(H2受容体拮抗剤 要は胃薬)
〜うがいするとき〜
・アズノール嗽薬
〜発熱時のみ〜
・アセトアミノフェン(解熱鎮痛剤)
〜咳がひどい時の頓用〜
・コデインリン酸塩(鎮咳剤)
・コレミナール(消化管機能安定剤)
・酸化マグネシウム(制酸・緩下剤)
薬はいらないと伝えたのに、
なぜか出されてしまったと話していました。
もうほんと、この医師のセンスがなさというか・・・
薬はいらないという患者さんに出す数じゃないですよ。
症状は、胃が弱い、発熱、少しお腹ゆるい・・・
もし薬大好き、薬欲しいって言う患者さんだとしても
こんなに種類を出す医師は正直見たことがないです。
日本は健康保険制度があるので、国民は無料から3割までの医療費の負担ですんでいますが、負担していない残りの分は、国が負担しています。
飲まない薬を出されても、
税金の無駄にしかならないんです。
本当は、診療時に、医師と患者がコミュニケーションをとって、
「どんな治療方針で、それに伴いこんな薬を出します」
という説明なり会話なりがされるはずなのですが、今回のように、きちんと伝えたのにも関わらず、全く納得できないものが処方された場合、最悪、薬剤師さんから薬の説明を受けるときに相談することもできます。
調剤薬局で処方してもらうときに「服薬管理指導料」というものが徴収されています。
薬剤師が患者さんに安全にお薬を使用していただくために必要な情報の収集・分析・管理・記録や、お薬のお渡しの際の説明に対して与えられる報酬(点数)のことです。
算定基準が細かく定められているのですが、おおよそ500円前後のようです。
で、今回の友人のような、納得いかない処方がされていた場合、ここで薬剤師さんに相談できるのです。
必要によっては、薬剤師から処方した医師に連絡が行き、処方内容などを変えてもらいます。
クリニックだと業務中に連絡が来ることになるので、嫌がられますがw
でも、本来、きちんと患者とコミュニケーションをとって処方していれば、こういう事態は防げることが多いと思うので、遠慮しないで伝えていいと思っています。
(もちろん患者さん側も、診察中に医師に伝えることはしっかり伝えるのが前提ですけども)
そしてこれらはあくまでも「薬」です。
「副作用」というものもあるんです。
確かに発熱して風邪症状があるので、体は辛いと思いますが、こんなにたくさん飲んで、体にいいのでしょうか??
数日安静にしていたら、ほぼ大多数は回復するというのに
(友人は40代。基礎疾患なし)
しかも、副作用を見込んで処方した薬もある。
(例えば解熱鎮痛剤は胃を荒らすので胃薬もセットとか)
もう、ちゃんちゃらおかしいんです。
だから、症状が辛いときに症状を抑える目的で飲むのはいいけれど、薬を飲むことが目的になってると体を確実に壊します。
どんな患者さんにも一律でたくさん種類を出す先生って、自分の見立てに自信がないって言っているようなものです。
そりゃ出したら出した分、症状は抑えられる確率は上がりますから。
(副作用も増えますけども)
本当に見立てのいい先生は、本当に必要な薬を診察して判断するので、最小限でかつ一番良いものを出してくれるはずなんです。
一律でたくさん薬をだす先生には要注意ですよ!!
あ、でも、たくさん薬出してくれるから「いい先生」だって思う患者さんもいるみたいですね。
患者さん側も変わらないとね。。。
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