こんにちは。
ナースの独り言です。
健診で、やたら血圧を気にするご高齢の方が増えた気がします。
今日も健診で
「血圧高すぎて、何度も測ったのにやっぱり高くて・・・・」
と途方にくれた80代のおばあちゃんがいましたが、
値を聞いたら「138/80」でした。
80代でこれなら優秀なのではないでしょうか??
と心の中で思いました。
が、そのおばあちゃんは、上が120台じゃないと安心できないそうです。
まじか・・・。
朝起きて測って、高いとびっくりしてまたすぐ測る・・・・。
びっくりしているからますます血圧が上がり、
ますますびっくりして・・・・もうコントでしかない。
笑っちゃいけないけど、思わず笑いそうになってしまう。
いやいや、でもこれは、他に人からも結構よく聞く話。
笑いごとじゃない。
とにかくこのおばあちゃんは、お気の毒に、
血圧に始まり、血圧に終わる・・
血圧の値に支配される1日を送っているようです。
20年前まではこの値は正常でしたよ!!
とみんな知ったらどんな反応を起こすんだろうか。
伝えたおばあちゃん達は、みんな驚いて(でもスルーw)するか
、聞こえないふりをするんだなこれが(笑)
うーん・・・本当に聞こえてないのかもw
独り言が新人の時(1990年代後半)は確か180以上でした。
国家試験で覚えた基準は確かその数字だったはず・・・。
いつの間に、どんどん基準の数字が下がり、
それに伴いどんどん高血圧患者が増え、
降圧剤の需要が増え、
降圧剤の売り上げは2000億円から1兆円超えたとか。
いや儲かりますねw
そして血圧は低い方がいいと植えつけられた患者は、
上の値が130超えるとヤキモキし始める。
(今の基準は140/90以上で高血圧です)
年齢ごとに体が老化するにつれ
血管が硬くなり、動脈硬化も多少ある中で
血圧が上がって行くのは生理現象でもあるのに
血圧をむやみやたら下げることで
脳への血流が足りなくなり
その結果、認知症が増えているんじゃないか
と独り言は思っています。
(エビデンスはないけどね、まあないよね。認めないよね)
血流の勢いがなくなることで、
逆に血栓症が増えていると言っているお医者様もいますしね。
今の医療を否定はしませんよ。
でも過剰に信じすぎるのも、どうなのかと思う今日この頃です。
血圧の数値に一日支配されるのって嫌じゃないですか??
あ、でもまあ、そうですね・・・
支配されたい人がそうなっているんでしょうけども・・・
ただこれだけは言いたい。
たとえ、あなたにとって良さそうなお医者さんでも、
バックに控えているのは巨大な医療ビジネスですからね。
その先生自身が、どんなに良心的でも、性格が良くても、
患者さんに真摯に対応していても
勘違いしている、騙されてるっていうのもなきにし・・・
おっと誰か来たようだ。