こんにちは。
ナースの独り言です。
がんの治療方法は
まずみなさんが頭に浮かぶものは「3大治療法」と言われるものです。
・外科的手術
・放射線療法
・抗がん剤
ですね。
私はがんの患者さんをたくさん見てきましたが、
正直言って、これらの治療方法がベストだと思ったことがありません。
なぜなら、たとえそれらの治療方法を頑張って受けて、がんが縮小しても
「体力」ならびに「生活の質」が確実に落ちてしまうんですよね・・・。
それらの治療が身体に及ぼす影響は計り知れず、
元に戻るものと、戻らないものがあり、
元に戻るとしても、時間がかかります。
病院は、がんを治療することが目的になっていて、
患者さんの人生の質を保つことが
後回しになってしまっていると思わざるを得ません。
(もちろん完全回復した方もいますよ^ ^)
それだけ、がんが恐ろしいものなのだから、
元の生活に戻れないのは仕方ない・・と
大学病院で働いている時、独り言は思ってきました。
しかし本当にそうなんだろうか??
と最近は思います。
がんは2人に一人はかかる時代と言われていますが、
ぶっちゃけ、これはある意味、
メディアにそう思わされている部分もあると思っています。
うーん深い。深い話ですw
さて、がんを治す方法は、何も3大治療だけではありません。
重粒子治療が良さそうだ
という話を聞いたので、シェアします。
重粒子治療は、3大治療と違って
身体への侵襲がほとんどなく、
治療を受けた後にゴルフもできるそうです。
そして治療効果も高い!!
期待される治療効果 5年局所制御率(重粒子線治療を行なった部位が治っている確率)は88% 、5年生存率は59%です。
(治療効果は病巣の状態によっても変わりますので個人差があります)
しかしもちろんデメリットもあります。
胃や腸など動いてしまう臓器に向かないのと、
体内にがんが転移している場合には適応外のようです。
そして費用がかかる!
治療部位1つにつき、保険適応で300万円程度かかります。
日本国内で受けられるのが数箇所しかない(8箇所だったかな?)
ということで、
誰でも受けられるわけではないのですが、
聞いた話をシェアしてみました。
一番は、
そもそも病気にならない生活を送ることが大切ですね!!