こんにちは。
ナースの独り言です。
VIP病棟で働いていた時の話。
VIP病棟は1泊2日で一番安くて35000円のお部屋しかありませんでした。
個室ごとにトイレ、バスが付いていて、
お部屋の広さ(値段に)によっては、キッチンや応接間が付いていたりしました。
当時、私が住んでいたワンルームより、広くていいお部屋ばかりでした(笑)
なので、裕福な方しか入院して来られません。
高額の差額ベッド代を支払える人なら誰でも入院してくるので、
内科・外科・婦人科・泌尿器科・整形外科・皮膚科・耳鼻科・・・・
あらゆる科の方が入ってきます。
その分、いろんな科の医師も出入りするので、結構賑やかな病棟です。
そんな中、
色々なお金持ちの方を見てきましたが、
大きく分けて2パターンに分かれます。
・昔からのお金もち
・1代で築いたお金持ち(いわば成金)
昔からのお金持ちの方は、割と余裕がある方が多いのですが、成金の方は、いい意味でも悪い意味でもエネルギッシュでがっついています。
わかりやすいブランドで身を固めている方も、成金タイプが多かったです。
(※あくまでも独り言目線ですので悪しからず・・)
さて、成金タイプのIさん(奥様、某Fブランドロゴの柄上下のブラウスとワンピースとバックの組み合わせが印象的でしたw 全部F柄w)
腰の不具合で歩行困難となり、整形外科でVIP病棟に入院していました。
当時、大学病院は基本入院3ヶ月過ぎたあたりで転院を打診されます(病状にもよりますが)
リハビリしか残っていないIさんも、転院対象の例外ではありませんでした。
すると急にカンカンに怒り始めた奥様。
教授に向かって
「特別扱いしてくれないなら、今まで上げたお金を返してちょうだい!!!」
と詰め寄りました。
驚いたのは教授の方です。
整形外科の医局員(医師)を集めて
「Iさんの奥さんからお金をもらったやつは出しなさい」
と言ったそうです。
そうすると、出るわ出るわ・・・・教授以外の医局員、ほぼ全員が
なんだかんだとお金をもらい、黙って自分の懐に入れていたのですww
下ゴゴロでお金を渡す方も渡す方ですが、貰う方も貰う方・・・・
どっちもどっちですね。
この時は明るみに出てしまいましたが、
もしかしたら、医局ごと買収されてしまうパターンもあるのかもしれませんね。
お金で解決できることは解決しようとしますから^ ^
看護師は菓子折り一つも丁重にお断りするのに、この違い、なんたることよ。
なお、なぜ菓子折りをもらってはいけないかというと、
特別扱いできないから、とよく師長に言われました。
他の部署では流石に断ることはなかったので、何につけても特別扱いを求められる、VIP病棟だからだったのかもしれません。
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