現役ナースの独り言 

病院のエピソードや、健康情報を伝えていきます。

心が壊れたら元も子もない

こんにちは。

現役ナース25年目ナースの独り言です。

 

 

 

 

 

昨日、Twitterでこんな投稿があり、盛り上がってました。

 

 

 

 

数年前から思ってたのは、

 

学歴が良ければ、いい会社に就職できる話は昔の話。

 

いい会社に入っても、定年まで働くことができる保証はなく、いい会社に入ってもいい人生が送れるわけではない。

 

学歴社会はすでに終わりつつある。

 

 

 

ということは、

 

学校に行く必要もなくなる???

 

んじゃないかということ。

 

 

社会に出た時に、企業にとって

扱いやすい働き蟻を育てるための

今の学校教育なんですよね。

 

その教育が合わなくなって来ているお子さんも

ここ数年でさらに増えて来た気がします。

 

 

そんな中、コロちゃんワクちゃん騒動ですよ。

 

 

このTwitterに投稿したお母さんは、学校には通わせたいみたいでしたけれど、そのやりとりを見てて

 

私たち親世代が一番大変で苦しいかもなーって思いました。

 

 

 

だって、私も子どもの頃は、学校にきちんと休まずに行って、先生の言うことを聞いて、集団に溶け込んでうまくやることが素晴らしいことだと教えられて、そうする努力をしろと課せられていましたよね。

 

 

今の子育て世代は、その昔からの「自分の親の価値観」と、全く異なる「今の世の中の現状」と、完全に板挟みになってますよね。

 

 

私も未だに「学校行くべき」「みんな一緒仲良く」が時々発動しますもん。

 

 

 

看護師の私が一つ言えることは、ひとつ。

 

心も体も壊れたら元も子もないんです。

 

せっかくワクちゃん打たないで、【体】を守っているのに、学校に行くことで【心】が壊れてしまうのであれば、本末転倒だなーと思います。

 

学校を行かない選択も、とても勇気が必要なことですけれど、もしかしたらその選択も本当の子どもの幸せや、未来のために必要になるのかもしれないなと思いました。

 

 

心が壊れてしまったお子さん(大体中高生)も何人も見て来たうえでの私の思いです^ ^

 

 

これからの時代は

今までの常識を自分の中で変えていかないと、

しんどいことも多いかなと思います。

 

心も体も守れます!

方法はいくらでもある。

 

世の中の事象は変わらなくても、どうしていくかは選ぶことができます。

 

笑っていきましょ♡

 

 

80歳過ぎての数百万円の治療の必要性

こんにちは。

ナースの独り言です。

 
 
十人十色というけれど、人生もそれぞれです。
 
えええええええー!!!
 
と驚くようなこともありますが、しょせんそれは私の常識を超えたからであって、その人にとっては、別にそれはあり得ないことではないんですね。
 
私の常識が正しいわけではないのですから。
 
 
さてさて始めましょうw
 
10年以上前の話です。
 

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大学病院では
 
どんな形でもいいから
とにかく生きていて欲しい。
 
と望まれ、例え平均寿命がとうに過ぎていても、本人がやりたいかどうかもわからない延命治療を施される人がいる反面、
 
こんなエピソードもありました。
 
 
80歳半ばのおじいちゃん。
 
確か消化管のガンでした
(詳しい場所は忘れました)
 
まだまだ体も動いて、側からみたら元気そうな方です。
 
そのおじいちゃんは、治療に積極的で、保険診療外の治療(陽子線治療や免疫療法)も希望されてました。
 
その治療に自分のお金の300万円をかけると張り切ってました。
 
ところがですよ。。。
 
家族から大反対にあったのです。
 
300万円かけても、すぐ寿命が来るんだからお金が勿体ないということでした(爆)
 
 
 
おじいちゃんは
 
自分の金なんだから、とやかく言われる筋合いはない!!
お前らに一銭も残さん!!
 
とまぁそれはそれはかなりのご立腹で
 
絶対受けてやる!!
 
と転院していきました。(うちの病院ではその治療はやってなかったので)
 
こういう場合、本人の意思が尊重されるので、きっと望む治療を受けられたんだとは思います。
 
その後のことはわかりませんが、色んな家族がいるなぁーって思ったエピソードの一つです。
 
 
まぁ、家族の気持ちもわかりますし、おじいちゃんのやれるものはやりたい!という気持ちもわからなくはないというのが私の正直なところですね。。。
 
 
 
さて、おじいちゃんのように意思表示できればいいのですが、
実際はできなくなって、「最期の治療」というものは、
家族に委ねられるケースが多いのです。
 
自分はどう生きたいのか
どう死にたいのか。
 
どこまでどんな治療を望むのか、
 
を常日頃、元気なうちに話し合っておくといいですよ(^^)

 

 

 

 

看護師も普通の人間です

こんにちは。

ナースの独り言です。
 
 
えー、今日の話は、私の若気の至りで
 
さすがにひどかったな。すみません!!
 
という話でございます。
 
ナースは白衣の天使だと信じている方は、絶望しかないので、読まないでくださいませw
 
 
さて、私はSARSが恐れられていた2003年あたり、大学病院の個室におりました。
 
うちの病棟は、陰圧室もあったので、結核、麻疹、そのほか隔離が必要な患者を受け入れていました。
 
なので、SARSはうちの病棟が引き受ける、という感じでした。
 
 
結果から言うと、SARSの患者が病院に来ることはなかったのですが、当時は病棟で勉強会をしたり、訓練したりしていました。
 
 
 
ある日、病棟会で、感染対策プロジェクトチームを立ち上げて、その人たちを中心にSARS患者の対応をしていくかもしれない、という話がありました。
 
プロジェクトメンバーは挙手して選出とのこと。
 
(私はキャンディキャンディの漫画のワンシーンを思い出しました。看護学校から従軍看護師を選ぶシーン。戦中かよ、と←アラフィフの方はわかるはずw)
 
 
案の定、みんなシーーーーーーン
としたわけです。
 
SARSは結構な致死率がありましたので、正直、そんな危険で面倒ことに首を突っ込むのは、みんなごめんですからね。
 
 
すると定年間近の師長がこう言ったのです。
 
 
「立候補がいなければ、まだ結婚していない独身看護師から選ぶ。結婚してる人は家族がいるから」
 
とな。
 
ナンダソレ、フザケンナ!!
 
まだ独身だった、かつ、熱かった私は、こう返しました。
 
「独身の看護師にも家族はいますし、まだ若くて未来があります。年功序列でお願いします
 
と。
 
 
そしたら師長が怒ること怒ること
 
「バカ!!!あんた!!私から行けっていうわけ!!!」←怒り方w
 
「いえ、そうは言ってません(←いいや言っているw)」
 
と返しつつ、
 
(この人、自分がそこまでして嫌がることを、部下に強要させようとしてたのよねぇ) 
 
とさらに冷め冷めでしたね。
 
 
いつも下っ端が危険な目に合わされて、上層部は安全なとこから指揮するだけなのは不公平、と思ってたのは事実。
 
でもまぁ私もよく、平気でこんな失礼なこと言ってたよなーと、穴があったら入りたいエピソードでした。
 
(今もそんなに変わってなかったら、すみませんw)
 
 
 
でもこの師長、私の裏表がないところを気に入ってくれて、後で息子の嫁にならないかって言ってきたんだった笑
(息子の意思はないのかい?笑)
 
 
 
 
看護師は白衣の天使ではありません。
 
少なくとも、私はね(笑)
 
 
今はどこの病院もコロナでもちきりでしょう。
どこかの病院でも同じようなことが起こっているかもしれません。

本当の幸せってなんだろう

こんにちは。

ナースの独り言です。
 
 
患者さんは不安になりやすいもの・・
そうはわかっていても、度が過ぎるってこともある。
 
時々いるんですよね。
30分かけて話を聞いても、不安で不安で仕方ない人・・・。
 
その度が過ぎた不安に満ちた患者さんの顔をみる度に、
私はある女性を毎回思い出すのだ。
 
 

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10年以上前、、、
 
大学病院の外来に勤めていた時に、毎週同じ時間に来ていた女性のことを。
 
 
彼女は、60代には見えないくらい若くて、綺麗で、着ているもの、話している言葉も品がよく、裕福な生活をされているのだろうと想像できる方だった。
 
 
ただ、彼女はその美しい顔を歪めながら毎週やって来て、同じことを訴えるのだ。
 
 
胃の状態がよくなりません。
食欲もあまりないし、
やはり私は癌だと思うのです。
 
先生が、驚きとあきらめの混じったような顔をする。
 
 
採血、レントゲン、CT、胃カメラ、大腸カメラ、、、
 
もう、やれる検査は全てした。
薬も色々試した。
 
精神安定剤は前から飲んでるが、本人曰く効き目がないのでやめてしまったと。
 
とりあえず医師は真摯に話を聞き、全くもって心配する所見はない、問題ないと説明する。
 
外来に沢山の患者を待たせて、30分くらい話を聞いたにも関わらず、彼女は安堵することなく、絶望感に満ちた顔で帰っていく。
 
まるで癌告知された患者のような顔をして。
 
 
 
これを毎週繰り返す。
 
この人は、自分が癌になることを望んでいるようにしか見えないけれど、癌になるまで通うのだろうか。
 
ある時、本当の本当に癌になって、癌だと言われた時に、この人は晴れ晴れするのだろうか?
幸せになるのだろうか??
満たされるのだろうか?
納得するのだろうか?
 
私は外来にいた2年間、ずっと疑問だった。
 
心療内科も勧めたけど、たしか拒否して行かなかった)
 
私が大学病院をやめてしまったので、彼女が今どうしているのかはわからないが、とても印象深い患者の1人であった。
 
 
 
 
 
人は暇だと不安になる。
そして、不安は人を惑わせる。
 
側から見るととても豊かな生活をしているように見えるのに、人より余っている時間を全て、自分の不安や妄想に費やしてしまっている人もいる。
 
不安を選択しているから、お望み通りの不安で満ちた人生になってしまっている、、そんな気がするのだ。
 
 
 
 
 
 
さて、これから私たちはどう生きるのか。
 
コロだけでなくいろいろな騒動の中で、
それを問われているのは確かだ。
 
不安な時は不安でもいい。
悲しい時は悲しいでいい。
 
でもそれからどうしたいのか。
 
私はどうしたいのか。

 

障害のある子には就労より性教育

こんにちは。

ナースの独り言です。
 
 
障がいのあるお子さんの進路や就労の問題がどんな感じか知りたくて、あるところで学んでおります。
 
そこでは親同士で話す時間があって、色々情報交換したりするわけです。
 
皆さん、高校や大学のお子さんをもつ親御さんなので、私より断然真剣です。
 
 
私が以前勤めていた大学病院には、軽度から重度まで、色んなタイプの障がいの方が入院してくることもあり、その時代のことを思い出して話したことがあるので、こちらでもシェアしますね。
 
 
性のこと、、、ちょっと親としては、あまり見たくない、知りたくないことかもしれないので、自己責任で読み進めて下さい。
 
 
軽度の障がいがある女性のお話です。
 
これは、大学病院にたまたま入院してきた方の話なので、全ての人がそうなるということを言っているわけではありません。
 
 でも、可能性としてはある、と思って、それぞれ考えるきっかけになればと思います。
 
 
 
ある日、大部屋で盗難騒ぎがあり、警察やソーシャルワークに相談。
 
そこで犯人と思われる、ある30代の女性のことが発覚しました。
 
コミュニケーションはそんなに問題にならないけれど、理解力があまりなく、どうやら軽度の障がいがあるらしい、と。
 
そして、どうやら過去に3.4回出産しており、お子さんがいるようだ。
 
お子さんは育てられないのか、乳児院児童養護施設に預かっているもよう。
 
父親は不明。
 
 
 
大学病院は病気が治れば退院して、それからは患者と接点を持ちません。
 
病院という場は治療が大前提であることと、彼女に障がいがあるということで、事件のことは公にはなりませんでした。
 
彼女は警察が調査に来たことも知らず、犯人と疑われていることも知らず、盗難品も結局不明のまま一週間ほどで退院しました。
(ほぼ怪しいけれど、犯人と断定されたわけではなかったのですよね)
 
なので、その女性がそれからどうなったかはわかりません。
 
 
 
私が結婚する、ずっと前の話です。
 
まだ独身だった私でも、その方の子ども達のことがとても気になったのを覚えています。
 
その勉強会で、急にそのエピソードを思い出したので皆さんにシェアしました。
 
(親がみーんな 就職就職 で頭がいっぱいの人ばっかりだったからさ笑)
 
男の子も、女の子も、とりあえず親元から離れられるくらいの軽度の子であるならば、就職のことももちろん大切だけど、避妊の方法、自分や相手の体を大切にすることをきちんと教えてあげないとダメだよな、、、。
 
と思います。
 
 
障がいがある子たちは、性に開放的な場合が多いような気がしますので。。。
 
私も書いててザワザワしますけどね、、、笑
 
大切だと思ったので書きました(^^)
 
 

 

 

 

 

年取って入院したら役に立つのは娘?息子??

こんにちは。
ナースの独り言です。
 
 
大学病院で19年間、看護師として働いていました。
 
子ども産むときに、男の子、女の子どっちがいいとかいう会話で盛り上がった覚えがありますが、おばあさま達も娘、息子どっちがいいか、という話題で盛り上がります(笑)
 
 
 
娘さんだと良いわねぇ
やっぱ女の子がいいわー
嫁だと頼みづらいし、息子だと私の下着とかパジャマとか、どこにあるのか何にもわからないのよーー
 
いやいや。息子さんの方が優しくて、面会もよく来てくれるじゃない??
娘は辛辣だから。ケンカばかりよぉーー
 
 
とか。
 
 
まぁ一理あります。
 
 
息子さんに頼めなくて、カタログでパジャマや下着を全て揃えていたおばあさまもいました。
でもその息子さん、毎日手ぶらで面会来て、優しくて同室おばあさまに羨ましがられていたなぁ。
 
息子さんが全く頼りにならず(本人談)お嫁さんが娘のようにやってくれてる方もいましたね。
 
娘さんが身の回りのことをしっかりやってくださってるうちもありました。
 
 
まぁ、でもですね。
 
結論から言いますと
 
娘だから、息子だから
 
っていうのはないですね←ないんかい
 
 
会話の種類としては
 
娘さんがいいわねー
 
 
今日は天気いいですねー
 
みたいなものだと私は思っています。
 
 
 
ぶっちゃけて言えば、
 
よく結婚しないと老後が心配なんて言いますが、
 
結婚しようが、しまいが、子どもが何人いようが、いなかろうが、
娘だろうが、息子だろうが
お金があろうがなかろうが
 
だれかが優しく面倒見てくれるなんて保証はどこにもない!!
 
というのが人生の現実だと思います。
 
 
面倒見てもらいたい、とかいう打算とか下心をなしにして、娘だから息子だからとか考えずに、ただただ目の前の人を大切にしていくことを積み重ねていくのが大切なのではないかなぁと思います(^^)

 

 

 

 

どんなお金持ちでも、どうしても買えないものがある

こんにちは。

ナースの独り言です。
 
 
 
私は独身時代、大学病院の特別室で働いてきました。
 
特別室なので、一泊二日の室料が、私の1ヶ月のワンルーム家賃分、もしくは1ヶ月のお給料分なんてザラの世界でした。
 
 
普段はお会いできない、お金持ちの方がたくさん入院しておりました。
 
 
みなさんが口を揃えておっしゃっていたこと。
 
大抵のことはお金でなんとかなったのに、病気と命だけはお金でなんともならない。
 
 
あなたの○○くれませんか?←臓器
 
と冗談交じりに言われたこともある。
 
 
 
 
お金があれば、ある程度寿命を延ばしたり、健康に気を使うこともできるかもしれないけれど、
 
 
【寿命だけは、お金でなんともならない】
 
のです。
 
 
今まで大抵のことをお金で解決してきた人には、
この事実は耐え難いものだったろうと思います。
 
 
 
自分の寿命はいつまでだとわかる方はこの世に存在しません。
 
 
 
だからこそ、今日をどう生きるのか、
 
 
なのかなって思います。